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FP(ファイナンシャルプランナー)2級の種類別難易度【実技編】

こんにちは😊FPのライトです!
 

今回は、【FP2級の種類別の難易度(実技編)】について解説していきます!

すでにFP2級の学科試験の勉強を進めている人や、これから始める人も、実技試験の難易度について気になっている人も多いのではないでしょうか?

FP2級の実技試験は、FP協会ときんざいで内容や難易度についても異なる点があります。

この記事では、実技試験の種類ごとの難易度について、オススメの学習方法を合わせてご紹介していきます!

※FP2級全体の合格率や試験範囲などは、FP2級の合格率という記事を参考にしてください!

 

実技試験の種類について

まず、前提として2級の実技試験は次の5種類から構成されます。いずれも計算問題が中心の試験ですが、FP協会ときんざいで選択できる試験が異なります。

試験団体 FP2級実技種類
日本FP協会 資産設計提案業務
きんざい 個人資産相談業務
生保顧客資産相談業務
損保顧客資産相談業務
中小事業主資産相談業務

まずは、自分がどの実技試験を受検するかを決めていきましょう!

もし、どの実技試験を受けようか迷っている方は、FP2級の実技試験についての記事を読んで参考にしてみてください!

 

資産設計提案業務(FP協会)

早速、難易度について見ていきましょう。まずは資産設計提案業務からです。こちらの難易度はやや難しいです。

後述する金財よりも問題数が多い分、キャッシュフロー表や6つの係数の計算問題や、源泉徴収票から各種税金を読み解く問題など幅広く出題されます。

2024年5月試験 実技問36
学習ポイント
6科目からまんべんなく出題されるため、過去問や問題集を使ってそれぞれの分野ごとの計算問題の解答に慣れていく必要があります。

そのために、時計を使って実際の試験時間内に過去問や模擬試験を解いて試験時間の配分や流れに慣れる方法がオススメ!

 

個人資産相談業務(きんざい)

次に個人資産相談業務です。こちらの難易度はやや難しいです。

資産設計提案業務とほぼ同じようなタイプの問題が多いですが、個人資産に焦点を当てている点と、リスク管理の問題が出題されないという違いがあります。

リスク管理を除く5科目から幅広く出題されるため、各分野の内容をしっかりと理解していることと、計算問題に対応する力が求められます。

2024年1月試験 実技問5
学習ポイント
FP協会の「資産設計提案業務」と同じく、過去問や練習問題を使って5分野それぞれの計算問題に慣れていくことと、学科試験で学んだ知識の復習が攻略のポイントになります。

なお、たまにトリッキーな問題が出題されることがありますので、受検する際は、「参考書籍を複数冊購入して学習する」、「過去問をできるだけ多く解く」ことで、そうした問題に備えておくと良いかもしれません!

 

生保顧客資産相談業務(きんざい)

続いては生保顧客資産相談業務です。こちらの難易度は難しいです。

理由として、保険商品の詳細な知識や実際の活用方法について正確に理解しておく必要があるためです。

反対に、保険業界で働いている人や保険に詳しい人は合格しやすいといえます!。

2024年1月試験 実技問3
学習ポイント
生命保険に関する様々な知識が出題されますので、リスク管理の分野、特に保険に関係する範囲を重点的に復習していくと良いでしょう。

過去問の傾向からは、相続・事業承継分野からの出題があります。税金についての問題も頻出しますので、漏れがないようにタックス分野の復習も大事になります。

ちなみに、生保顧客資産相談業務では「金融資産運用」と「不動産」の分野は出題されません。つまり、それ以外の4分野の知識や計算問題を解く力を高めていくことがポイントになります。

また、架空の家庭の保険相談事例のような問題が多いため、実際に顧客に保険商品を提案することを意識しながら学習すると理解の定着が早まるはずです!

 

損保顧客資産相談業務(きんざい)

4つ目が損保顧客資産相談業務です。2級から新たに追加された種類で、難易度はかなり難しいです。

その理由は、試験が年に1回しか実施されないためです。過去問の数が他の実技試験よりも圧倒的に少ないため、対策が練りにくいのが特徴です。

なお、試験内容としては名前の通り損害保険に特化した内容が多いです。

2023年9月試験 実技問3
学習ポイント

生保顧客資産相談業務と同じく、「金融資産運用」と「不動産」分野は出題されないため、リスク管理の分野、特に損害保険の知識を重点的に復習しておくと良いでしょう。

社会保険や年金、タックス、相続・事業承継の分野からの出題の傾向もあるので、その分野の復習もしっかりしておくことで得点の取りこぼしが少なくなると思います。

というよりも、よっぽどのことが無い限り、損保顧客資産で受検しない方が良いかも・・・。

私としては、対策が練りやすい他の実技試験で受検することをオススメします。笑

 

中小事業主資産相談業務(きんざい)

最後は、中小事業主資産相談業務です。こちらも難易度はかなり難しいです…

中小企業主向けの専門的な知識が多く、中小企業経営者やその顧問をしている人以外は難しいと感じる内容が多いです。

2024年1月試験 実技問3
学習ポイント
法人税関係の問題が頻繁に出題されます。その他、中退共や小規模企業共済制度など、中小企業向けの制度に関する知識も問われます。

生保顧客資産相談業務などのように、不動産などの特定の分野からの出題がゼロということはありませんが、経営目線の出題の性質上、「タックス」「金融資産運用」「不動産」「相続・事業承継」分野の知識が中心になる傾向があります。

9月試験と1月試験のみで実施されているため、資産設計・個人資産・生保顧客の3つよりも参考になる過去問数が少ないですが、受検する場合は過去問を中心に出題の傾向をつかみ、その範囲の問題に正答できるように復習していくと良いでしょう。

 

FPのライト無料問題を活用しよう!

最後に、FPのライトの無料問題を活用する方法をご紹介します。

FPのライトの無料問題は次の特徴があります。

①何度でも挑戦できる!
FPは反復で学習するのが合格への近道です。何度でも挑戦しよう!

②問題はランダムで出題!
ダメだとわかっていても、何度も問題に挑戦するとどうしても答えを覚えてしまうことも…。
挑戦するたびに出題順が異なるため、暗記に頼らない学習が実現できます。

③制限時間タイマー付き!
実際の試験時間から逆算し、独自の制限時間を設けております。
本番さながらに学習できるため、正解して時間が余るようであれば、合格はもう目前!!

FPのライトオリジナル問題を多数ご用意しており、試験時間から逆算した目標時間ベースで制限時間を設けているため、FPのライトの問題が解けたら本番は試験時間で苦戦する可能性はグッと下がります!!

スマホでも気軽に学習できるため、通勤・通学のスキマ時間にぜひ、FPのライト無料問題を活用しましょう!

 

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

FP2級の実技試験はそれぞれ難易度などが異なることが分かったかと思います!

基本的には、3級時に受検した実技試験で良いと思いますが、新たに加わった損保顧客資産相談業務や中小事業主資産相談業務を受検する場合は、それなりに準備が必要になります。

FPライトでは、クイズや無料問題のコンテンツもありますので、こちらをぜひ活用していきながら、合格に向けて学習を続けていってください!

 

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