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【CBTってなに?】FP(ファイナンシャルプランナー)3級の試験方法

 

こんにちは😊FPのライトです!
 

今回は、FP3級のCBT方式について解説していきます!

皆さんがなじみのある会場試験とは試験方法が大きく異なりますので、これからFP3級の取得を目指している方は、しっかりと理解して試験に挑戦してみましょう!

 

そもそもCBT方式ってなに?

CBT方式とは「Computer Based Testing(コンピュータ ベースド テスティング)」の略称で、コンピュータを使った試験方式のことです。

受検者は試験会場となるテストセンターに行き、センター内のパソコンを使って解答を行います。

休止期間を除いてほぼ毎日受検が可能になった点も大きな変更点です!

2024年度の休止期間は以下の通りです。

・2024年5月26日(日)~2024年5月31日(金)
・2024年12月27日(金)~2025年1月6日(月)
・2025年3月1日(土)~2025年3月31日(月)

 

テストセンターってどこにあるの?

全国47都道府県に300か所以上のテストセンターが設置されています。

以下のCBT方式専用サイトから最寄りの試験会場をチェックしましょう!

全国CBT方式会場一覧

CBT受検者用テストセンター一覧

 

FP3級のCBT方式の申込方法は?

FP3級のCBT方式は全てネットで完了します。

申込の流れは以下の通りです。

申し込みの流れ

FP技能検定3級専用ページで日本FP協会と金財(きんざい)のどちらかを選択

②マイページアカウントIDを新規作成(メールアドレス必要)

③ログイン後、受検者専用ページでFP試験申し込み(団体受検/個人受検を選択)

④受検日時、会場を選択

⑤受検手数料の支払い方法(クレジットカード、コンビニ決済、ペイジー決済、銀行ATM、ネットバンキング利用可能 )を選択して申込予約完了

※受検日の3日前までは、マイページから試験日時と会場の変更が可能です。

注意
申込み時に日本FP協会と金財(きんざい)の選択を間違えないように注意しましょう!

また、受検票の発行はありません。予約完了時の確認メールに試験日程、会場の案内、および注意事項が明記してあります。

 

ペーパー方式とCBT方式との違い

学科試験の時間が短縮

ペーパー方式では120分でしたが、CBT方式になって学科試験が90分へと短縮されました。

  ペーパー方式(従来) CBT方式
学科試験 120分 90分
実技試験 60分 60分
ペーパー方式の際、途中退室可能な60分経過時点で多くの受検者が退出していました!

そのため、正直なところ90分でも十分に余る可能性があります!

 

電卓が持込禁止

従来は、受検者自身で持参した電卓を用いて計算を行っていました。

しかし、CBT方式では画面上に表示される電卓機能を用いて計算を行うことになります。

その他、出題や回答に至るすべてが画面上で実施することになります!

  ペーパー方式(従来) CBT方式
出題方法 配布された問題用紙に問題が記載 パソコン画面上に問題が表示
回答方法 解答用紙に鉛筆で記入 画面に表示される選択肢をクリック
電卓 自身で持込 計算はパソコン画面上の電卓ツールを使用(持込不可)
使い慣れない電卓で計算することになりますが、時間はたっぷりありますので落ち着いて解きましょう!

 

問題用紙の持ち帰り

CBT方式の性質上、ペーパー方式のように試験問題を持ち帰ることができません。

 

ペーパー方式とCBT方式との共通点

試験範囲・問題形式

試験範囲はペーパー方式の時と同じです。なお、問題はランダムで出題されます。

 

学科試験

科目
ライフプランニングと資金計画
タックスプランニング
リスク管理
金融資産運用
不動産
相続・事業承継

学科試験は日本FP協会も金財(きんざい)共通問題です。

 

実技試験

科目 日本FP協会(資産設計提案業務) 金財(個人資産相談業務)
金財(保険顧客資産相談業務)
ライフプランニングと資金計画
タックスプランニング
リスク管理 ×
金融資産運用 ×
不動産 ×
相続・事業承継

実技試験は、日本FP協会と金財(きんざい)とで出題方法や問題が異なります!

出題範囲について詳しく知りたい方は以下の記事を参照してください!

・【FP協会?きんざい?】FP(ファイナンシャルプランナー)3級の受検団体

 

受検料

受検料はこれまでと同じです。

学科試験 実技試験
4,000円(非課税) 4,000円(非課税)

※学科と実技を一度に受検する場合の受検料は、合計8,000円となります。

CBT方式で問題用紙の印刷コスト等が少なくなった分、料金は下げてもいいような・・・(本音)

 

合格点

6割以上で合格です!

 

一部合格の場合は免除可能

FP3級は学科試験及び実技試験の両方の合格で資格取得となります。

もし、片方だけ合格している場合は、次回以降免除が可能です。

ただし、免除申請が可能なのは、合格した試験実施日の翌々年度末までになります。

例:2023年4月(令和5年度試験)に一部合格→2026年3月31日まで免除可能(令和7年度試験)

 

試験結果はいつわかる?

受検日の翌月上旬~中旬に受検者用マイページから合否の確認ができます。

なお、回答終了後にスコアレポートが確認できますので、大体の合否目安もそこでも分かります。

 

CBT方式の問題点(一部、筆者意見あり)

いつでも受検できるようになり、FPに興味を持ってくれる人が増えるきっかけにはなると思いますが、多くの人が受検する分、資格そのものの価値が下がることになります。

また、FP1~3級には更新義務がないため、新制度への理解不足が原因による誤った情報を伝えるFPが増える=FPの信用失墜の遠因にもなりかねません。

CBT形式導入よりも、FPライセンス自体のルールそのものにまずはテコ入れをするべきと考えております!

 

まとめ

出題形式 学科試験 CBT選択問題式90分
実技試験 CBT選択問題式60分
試験範囲 ペーパー方式と変わらないが、問題は受検者ごとにランダム制で異なる。

試験範囲の細目は、日本FP協会HPを、金財(きんざい)HPから確認

試験申込日程 2024年4月1日(月)10:00より通年で申請可能
試験実施日程 2024年4月4日(木)より通年実施(休止期間を除く)

【休止期間】
2024年5
月26日(日)~2024年5月31日(金)
2024年12月27日(金)~2025年1月6日(月)
2025年3月1日(土)~2025年3月31日(月)

受検日・会場変更締切 ・受検日の3日前まで受付(例:受検日が4月10日の場合は4月7日まで)
・手続きは受検者ページより行う
・変更は最初の申込日から1年間は何度でも可能だが、申込日から1年を超える日へは変更できない
問題用紙
持ち帰り
不可
電卓持ち込み 不可(計算はパソコン画面上の電卓機能で実施)
申込方法 ・ネット受付のみ
・申込日より3日目以降の受検日の予約が可能
予約の手順について詳しくは「受検の流れ(日本FP協会)、(金財(きんざい)」参照
免除申請 一部合格試験日の翌々年度末まで可能
受検料 学科、実技ともに4,000円(同時受検なら8,000円)
合格ライン 6割以上
合格発表日 受検日の翌月上旬~中旬に受検者用マイページで確認可能

 

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