【履歴書に書ける?】FP3級を書く際の注意点とアピールポイント

FP試験は年金や税金、不動産など様々な分野の知識を包括的に見につけることができる便利な資格です。せっかく取得したのであれば、就職や転職の際に履歴書に書いて知識をアピールしたいと思うかたも多いはず。

一方で、FP3級は難易度も低くわざわざ履歴書に書いて良いかどうか迷ってしまう場合も多いと思います。

そこで今回は、FP3級の資格を履歴書に書く際の注意点とアピールポイントについて紹介します。FP3級資格を履歴書に書くか迷っている方は必見です!

著者の写真

この記事の著者

FPのライト専任講師 ゆーさく

・元市役所職員
・公務員在職時にファイナンシャル・プランニング(FP)技能士を取得
・現在は、FPのライト専任講師を務めるほか、日本FP協会支部活動にも参加し、地域独自のFPの普及活動を行う。
(AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士)

履歴書に書くメリット

履歴書に書くメリット

まず前提として、FP3級は国家資格に位置付けられている一方で、合格率が8割前後と高く難易度は低いという事実はあります。そのため、FP3級を取得しても履歴書に書けるのか少し迷ってしまうところです。

しかし、FP3級を取得したらぜひ履歴書に書きましょう!履歴書に書いておくことで、様々なメリットがあります。

お金の知識を持っていることを示せる

FPの最大のメリットともいえますが、税金や保険、不動産などのお金に関する知識を広く学習できるFPは、たとえ3級であったとしても知識を持っていることの証明になります!

その中でも、FP3級が活かせる職種は次の通りです。

金融機関銀行、保険会社、証券会社、クレジット会社など
保険会社の代理店生命保険会社など
士業系税理士、公認会計士、不動産鑑定士、宅地建物取引士、社会保険労務士、中小企業診断士、弁護士、司法書士、行政書士など
会計関係会計事務所
不動産、建築関連不動産会社、建設会社など
投資関連投資顧問会社、商品先物取引会社など
共済関係生活協同組合、県民共済など
一般事業会社および官公庁福利厚生担当者および、金融・財務・経理など
商事会社やコンピュータ会社商事会社の商社金融担当者、商事会社やコンピュータ会社等の金融機関営業担当者など

FP資格を持つことは、幅広い業界で活用できる余地があるため、3級しか持っていないとしても恥ずかしがらずに履歴書に書きましょう!

面接で話題になる

就職・転職面接では、履歴書の情報をもとに話が進んでいきます。そのため、FP3級を履歴書に記入しておくことで、お金の知識を示すことができ面接で話題になる可能性が高まります!

よく「FP3級は簡単だから意味がない」「FP3級しか持っていないから評価が下がる」なんて書かれていることを目にします。しかし、お金に関する幅広い知識を学べるだけでも私は決して意味がないことはないと思います。

履歴書に書けること以外にもFP3級にはメリットがあります。FP(ファイナンシャルプランナー)3級を取得するメリットという記事でも紹介していますので、合わせてお読みください。

履歴書に書く際の注意点

FP3級は履歴書に書くべきですが、実際に履歴書を書く際にはいくつか中点があります。以下の点に注意しながら、積極的に学んだ知識をアピールしていきましょう。

略さずに正式名称で書く

履歴書に資格を記載する時は、略さずに正式名称で記載しましょう。


FP3級技能士、FP3級 など❌
3級ファイナンシャル・プランニング技能士⭕️
就職面接などの場では「FP3級」と話すのは構いませんが、履歴書では正式名称を書いておきましょう。

資格取得日を書く

次に、資格を取得した日付をしっかり書くことが大事です。FP試験は最新の法令を基に出題されるため、より直近で取得している人はそれだけ最新の制度や情報について知っているということを意味します。

もし取得年月が古い場合は、面接などで最新の知識を持っていることを口頭で説明すると良いでしょう。

なお、他の免許や資格などと併せて書く際は、取得年月日の時系列順で書いていきましょう。

記載例

免許・資格
令和2年4月普通自動車第1種免許 取得
令和2年5月日商簿記検定試験3級 合格
令和6年6月3級ファイナンシャル・プランニング技能士 合格
 以上

※資格欄の最後には「以上」と書きましょう。

免許の場合は取得、資格の場合は合格と書き分けましょう!

FP2級以上の資格を勉強中の場合も書く

実際のところ、銀行や保険会社などの金融関係の業種では、FP2級以上の知識や理解を求められるのが実情です。とはいえ、3級を取得しているということは、2級へ上がるためのステップを踏んでいるということ。

もしも現在2級の受検を考えている人や勉強を始めている人は、それも合わせて書いていくとより前向きな印象となるでしょう。

免許・資格
令和6年6月3級ファイナンシャル・プランニング技能士 合格
 2級ファイナンシャル・プランニング技能士 受検予定
 以上
取得済みの資格だけでなく、今学んでいる資格も書くことでよりアピールとなります!

履歴書に書かない方が良い場合

ここまで、FP3級は履歴書に書いた方がいい伝えましたが、場合によっては履歴書に書かない方が良い場合もあります。それは、他に書きたい資格やアピールしたいスキルがある場合です。

特に、FPという資格の特性上、他の資格との相性も良く複数の資格を持っている方も非常に多いです。FP3級よりもアピールしたい資格がある場合や、たくさん資格を持っているために履歴書に書ききれない場合などは、書かない方が良いということになります。

裏を返せば、この理由以外はFP3級でも履歴書に書くことをオススメします!

まとめ

FP3級だと「履歴書に書くほどの資格では無い」「FP3級は書く意味がない」と心配になる人も多いかも知れません。ですが、お金について関心を持ち、さまざまな制度について学んだ人という事実は人事担当にとって確実にプラスに働きます。

また、面接時にはFP3級を取得しようと思った動機や学んだことで役に立ったことを話すことで、より前向きな印象が伝わるでしょう。

ぜひこの記事で紹介したポイントに気をつけながら、積極的にアピールしていきましょう!