FP3級の勉強はどの分野から始める?挫折しない効率的な学習順序を元公務員FPが解説

FP3級の勉強を始めようとテキストを開いたものの、「範囲が広すぎて、どこから手をつければいいか分からない…」と戸惑っていませんか?

FP3級の試験範囲は、年金から税金、不動産、相続まで、私たちの生活に関わるお金の知識が「6つの分野」に分かれています。実は、テキストの1ページ目から順番に勉強していくのは必ずしも正解とは限りません

分野と分野の繋がりを意識せずに勉強を進めると、理解に時間がかかり、途中で挫折してしまう原因になりかねないからです。

そこでこの記事では、公務員試験の勉強と並行してFP資格を取得した経験を持つ元公務員FPが、「最も効率よく、挫折せずに合格できるFP3級の勉強順序」を解説します。

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FPのライト専任講師ゆーさく(尾方 優作)

2017年に新卒で千葉県内の市役所職員に入庁し、保育園部署にて公立保育園の施設管理業務を約5年、財政部署にて公共事業の資金調達業務・消防局の予算決算事務を1年余り担当したのち2023年6月に退職。
現在は在職時に取得したファイナンシャル・プランニング(FP)技能士資格を活用した個別相談業務や講師業務等を行うほか、事務代行サービスの運営や中小企業への財務サポート業務を展開。1994年6月生まれ。
(CFP®認定者)

FP3級の試験範囲(6つの分野)とは?

まずは、FP3級で学ぶ6つの分野全体像を把握しておきましょう。

  1. ライフプランニングと資金計画(年金、社会保険など)
  2. リスク管理(生命保険、損害保険など)
  3. 金融資産運用(投資信託、株式、債券など)
  4. タックスプランニング(所得税などの税金)
  5. 不動産(不動産の取引、法律、税金など)
  6. 相続・事業承継(相続税、贈与税など)

これら6つの分野は独立しているように見えて、実は密接に絡み合っています。だからこそ、「学ぶ順番」が重要になるのです。

FP3級のおすすめ勉強順序

最も効率よく理解を深めるための、FPのライト流のおすすめの勉強順序は以下の通りです。

STEP

ライフプランニングと資金計画(年金、社会保険など)

STEP

タックスプランニング(所得税などの税金)

STEP

リスク管理(生命保険、損害保険など)

STEP

金融資産運用(投資信託、株式、債券など)

STEP

不動産(不動産の取引、法律、税金など)

STEP

相続・事業承継(相続税、贈与税など)

基本的に他の教材は、「ライフ→リスク→金融→タックス→不動産→相続」という流れで作成されていることがほとんどです。

では、なぜ他の教材と違い、上記の順番が良いのかを解説します。

1. ライフプランニングと資金計画

一番最初は、「ライフプランニングと資金計画」から始めましょう。

ここは、健康保険や公的年金など、私たちの生活に最も身近なテーマを扱います。「自分が将来もらえる年金は?」「病気になった時の保障は?」といった具体的なイメージが湧きやすいため、FP学習の導入として最適です。

ここで「お金の勉強って面白いかも」と感じることが、その後のモチベーションに繋がります。

2. タックスプランニング(※最重要!)

2番目に取り組むのが、FP3級の中で最も重要と言っても過言ではないタックスプランニングです。市販のテキストでは中盤に配置されていることが多いですが、早めに学んでおくことを強くおすすめします。

なぜなら、この後に学ぶ「リスク管理(保険)」「金融資産運用」「不動産」「相続」のすべての分野で、税金の知識(特に所得税の計算方法)が関わってくるからです。

「所得の計算→控除を引く→税率をかける」という税金計算の基本ルールをここでしっかり理解しておくことで、後半の学習が圧倒的に楽になります。

ここは少し難しく感じるかもしれませんが、じっくり時間をかけて理解しましょう。

3. リスク管理

税金の基礎を学んだら、次はリスク管理(保険)です。

1つ目の「ライフプランニング」で公的な保障(社会保険や年金)について学んでいるため、「公的な保障だけでは足りない部分を、民間の保険でどうカバーするか?」という視点で学ぶとスムーズです。

さらに、直前にタックスプランニングを学んでいるため、「生命保険料控除」や「保険金を受け取った時の税金」といった頻出問題も、税金のルールと結びつけてスッと理解できるはずです。

4. 金融資産運用

4番目は金融資産運用です。株式、債券、投資信託などの基本的な仕組みや、経済の動き(金利や景気)がどのように影響するのかを学びます。

ここでも、タックスプランニングの知識が活きます。「株式の配当金にはどんな税金がかかるのか?」「投資信託を売却して利益が出たら税金はどうなるのか?」といった問題が、単なる暗記ではなく税金のルールに基づいた理解へと変わります。

5. 不動産

5番目は不動産です。不動産の分野では、家を買ったり売ったりする時の法律だけでなく、不動産を取得した時の税金(不動産取得税)や売却した時の税金(所得税、譲渡所得)といった問題が頻出します。

すでにタックスプランニングで税金の基礎を学んでいるため、「あ、これはあの税金のルールの応用だな」とすんなり理解できるはずです。

6. 相続・事業承継

そして最後が相続・事業承継です。ここは、人が亡くなった時の財産の引き継ぎ方や、相続税・贈与税について学びます。

不動産の評価額の計算や、各種控除の考え方など、これまで学んできたすべての知識の「総まとめ」となる分野です。

1〜5の分野をしっかり理解していれば、相続の分野もパズルのピースがはまるように理解できるでしょう。

挫折しない!効率的な学習を進めるためのポイント

簡単かつ公立よく学習を進めるためのポイントは次の2つです。

完璧を目指さず、6割で次に進む

FP3級の合格ラインは6割です。裏を返せば4割間違えてもOKなのです。このように合格のラインが低いため、しばしばFP試験は簡単と思われることも多いですし、そう感じる点も否めません。

ですが、これからお金の知識を学ぶ人にとっては初めて聞く用語も多く、最初からテキストを100%理解しようとすると必ずどこかで立ち止まってしまいます。

「よく分からないな」と思っても、とりあえず6割くらい理解できたら次の分野に進んでしまうのが、挫折しないための最大のコツです。

全体を一周してから戻ってくると、意外とすんなり理解できることが多いです。

インプット(テキスト)よりアウトプット(過去問)を重視する

テキストを読む時間よりも、過去問を解く時間を多く取りましょう。

「テキストを1分野読む → その分野の過去問を解く」というサイクルを繰り返すことで、試験で「どう問われるのか」が分かり、効率よく知識が定着します。

正しい順序で最短合格!FPのライトのオンライン講座

他の教材で紹介する順序とFPのライトが推奨する順序が異なり、すべての土台となるタックスプランニングを早めに学ぶことで、学習の負担は大きく減ることをお伝えしました。

しかし、「自分でスケジュールを立てて進めるのは不安…」「タックスプランニングのような難しい分野でつまずきそう…」という方もいらっしゃるでしょう。

そんな方には、FPのライトのオンライン講座がおすすめです。

FPのライトなら、迷わず最短ルートで学べる

  • 最も効率的な順序で構成されたカリキュラム
    • FPのライトの教材は、まさにこの記事で紹介した「ライフプランニング → タックス → リスク → 金融 → 不動産 → 相続」という順番で構成されています。
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まとめ

この記事では、FP3級を挫折せずに効率よく合格するためのおすすめの勉強順序について解説しました。

他の教材と違い、タックスプランニングを前半のうちに学習することで、他の分野の学習を円滑にさせる狙いがあることがお分かりいただけたと思います。「どこから手をつければいいか分からない…」と悩んでいた方も、この順番通りに進めれば、知識がパズルのように繋がっていく面白さを実感できるはずです。

FPのライトのオンライン講座なら、この最も効率的な順番で構成されたカリキュラムと、分かりやすい動画講義で、あなたの合格を強力にサポートします。ぜひ、FPのライトと一緒に最短合格を目指しましょう!