【計〇〇円!】FP(ファイナンシャルプランナー)2級の合格に必要な費用は?

 

こんにちは😊FPのライトです!
 

今回は、FP(ファイナンシャルプランナー)2級の合格に必要な費用について、解説していきます!

FP3級を取得した方の多くが、FP2級の取得を目標にすると思います。

FP2級は、2025年からCBT方式に完全移行される予定であり、また最近ではオンラインで手軽にFPを学習できるコンテンツも増えており、周囲に変化が起こっております。

そこで、FPのライトが合格に必要な費用を独自で算出しましたので、合格コストを知りたい方は必見!

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この記事の著者

FPのライト専任講師 ゆーさく

・元市役所職員
・公務員在職時にファイナンシャル・プランニング(FP)技能士を取得
・現在は、FPのライト専任講師を務めるほか、日本FP協会支部活動にも参加し、地域独自のFPの普及活動を行う。
(AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士)

【前提】そもそもFP2級は受検資格がある!

FP3級と違い、FP2級は誰でも受検できるわけではありません!

次の3つのいずれかに該当する方だけが受検できますので、この記事では3パターンそれぞれの費用も算出しています。

FP2級受検資格(いずれか1つを満たせばOK)
①FP3級を取得済みの方
②FPの実務経験が2年以上ある方
③AFP認定研修(基本課程)を受講修了した方
厳密に言うと、FP3級も受検資格が定められています。

【FP3級受検資格】
▸FP業務に従事している者またはFP業務に従事しようとしている者

ただし、受検申込にてFP業務の従事に関する根拠の提示は求められません。よって、実質誰でも受けることができるというわけです!(令和6年5月現在)

 

FP試験の受検料

FP2級の受検料は、学科試験と実技試験合わせて11,700円です!

なお、この料金に支払い方法に応じた事務手数料が上乗せされます。

FP2級の受検料
・学科試験5,700円
・実技試験6,000円
・クレジット手数料(学科試験76円、実技試験80円)/コンビニ・Pay-easy払い231円

※FP協会と金財(きんざい)で受検料に違いはありません!

 

FP3級よりも受検料が上がりましたね!(何としても一発で合格したいところ・・・)

もし、FP3級の受検費用について詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせて読んでみてください!

【計〇〇円!】FP(ファイナンシャルプランナー)3級の合格に必要な費用は?

 

学習コスト

続いて学習コストです。

受検料が3級より上がっているということは、学習コストも上がっていそうですね・・・!

 

独学の場合

FP2級も3級と同様に独学でも合格可能ですが、テキストの購入は必須です。

 

テキスト代

書籍によって異なりますが、テキストは2,000円〜2,500円前後のものが多いです。

その他に、アウトプットのために問題集も併せて購入するとより知識が定着するのでおすすめです。こちらも2,000円〜2,500円前後のものが多いです。

よって、掛かるテキスト代は約4,000円です!

テキスト 問題集
約2,000円〜2,500円 約2,000円〜2,500円

 

通学・通信講座の場合(①FP3級を取得済みの方)

FP2級は3級よりも難易度が上がるため、通学講座や通信講座を利用する方も増えてきます。もちろん、その分費用も上がります。

各社特徴がありますが、金額ベースで比較すると約50,000~100,000円です。

A社(通学形式あり) B社(通学形式あり) C社(通信講座のみ)
約100,000円~120,000円 約93,000円〜100,000円 約40,000円~50,000円
通学講座はいつでも質問ができる点や他の受講生と切磋琢磨できる点が魅力!その分費用が割高ですね…

 

テキスト代

通学講座や通信講座の場合、テキスト代が料金に含まれている場合がほとんどです。

より満遍なく教材に触れたい方は、市販のテキスト購入代として上記費用を参考にしてください。

 

通学・通信講座の場合(②FPの実務経験が2年以上ある方)

FPの実務経験とは、次のいずれかに該当する方を指します。

実務経験に該当するもの(抜粋)
・証券会社や保険会社(代理店勤務を含む)、銀行、クレジット会社等の金融機関に勤務
・弁護士や税理士、司法書士、行政書士等のうち、資産に関する相談業務に従事
・不動産会社、建設会社等の土地建物取引・建築・相談業務に従事
・一般事業会社及び官公庁の福利厚生・金融・財務・経理担当に従事

日本FP協会「2級FP技能検定 受検資格「実務経験」について」を参考に作成

ただし、実務経験がある方も、FP2級の受検において優遇措置はありません。

そのため、基本的にはFP3級取得した方と同様に、独学で学習するか通信・通学講座を利用することになります。

よって、学習コストに関してはFP3級を取得済みの方と同様の扱いとします。

 

通学・通信講座の場合(③AFP認定研修(基本課程)を受講修了した方

FP2級の受検資格には、AFP認定研修の基本課程の受講を修了した方も含まれます。

AFP認定研修の基本課程を一言でいうと、「FP2級の受検資格とAFPの認定条件を一度に取得できるカリキュラム」と思ってください。

つまりこの基本課程さえ修了すれば、FP3級をパスして2級に挑戦できます!

ただし、基本課程も受講料が発生しますので、参考にしてください。

 

AFP認定研修 基本課程受講料(テキスト代などを含みます)

A社(通学形式あり) B社(通学・通信あり) C社(通信講座のみ)
約100,000円 約170,000円 約22,000円

FPのライトが調べたところ、基本課程で最も安い価格は22,000円でした。

基本課程にはFP2級試験対策講座の側面もありますので、安易に価格だけで選ばず、各社のサービスを比較してください!

日本FP協会のHPにて、AFP認定研修の講座一覧を検索できますので、講座について気になる方はチェックしてみましょう!

 

その他の費用(消耗品費や交通費など)

受検料や学習コストの他に、もっとお金が掛かります・・・

FP3級のその他費用

①電卓代
②交通費
③カフェ・図書館・コワーキングスペースなど

 

電卓代

FP試験の勉強を行う上で、電卓は必須アイテムです!

安く済ませることもできますが、使用感や機能性等を踏まえると、約1,500円~2,000円程度の電卓がおすすめ!

私は、SHARPの「EL-N432X」という電卓を使用しています!

約5年以上前に初めて受検したFP3級の試験でも使用したお気に入りの電卓です!業務や作業などで今でも活躍中!

2025年度から、自分の電卓は使用できない!
CBT方式が採用されると、コンピュータ端末に内蔵されている計算機能を用いて受検します。

既にCBT方式が採用されたFP3級は電卓を持ち込むことができませんので、2025年からCBT方式に移行されるFP2級も同様の措置が取られる予定です。

 

交通費

試験当日の会場までの交通費も外せません!

2025年からCBT方式が採用されることで、全国300カ所以上のテストセンターで受検できるようになり、遠方に行かなくても受検できる可能性がぐっと上がりました!

ご自宅の近くにCBTテストセンターがあるかどうか、検索してみましょう!

私の自宅から最寄りのテストセンターまでは往復で350円くらいでした!

この部分はばらつきがあり、1万円以上かかる方もいらっしゃると思います。

 

カフェ・図書館・コワーキングスペースなど

自宅だけで学習を進めると、どうしても集中力が途切れます。必要に応じてカフェや図書館、コワーキングスペースも活用しましょう!

場所によっては無料で使用できたり、500円前後で済むこともあります。

 

【告知】FPのライトがあなたの合格をサポート

FPのライトでは、ただいまFP教材を制作しております!

「独学では不安だけど、お金はあまりかけたくない・・」「学習が長続きしない・・」「実生活にもFPの知識を活かしたい・・」といったお悩みや考えを持っている方にピッタリのサービス設計です。

販売開始時期や進捗などは、当HPまたは、公式X(旧Twitter)でお知らせしますので、フォローしてお待ちください!

 

まとめ(FP2級合格には、計〇〇円掛かる!)

以上を踏まえ、FPのライトが算出したFP2級合格に必要な費用は次の通りです!

FP2級の受検コスト(独学)
受検料  :11,700円(学科・実技両方受検)
テキスト代:約4,000円~
電卓代  :約1,500円~

計 約17,200円~!

いかがでしたか?これはあくまでFPのライトによる試算ですが、最低でもこのくらい費用が掛かると思ってください。

しかし、もし万が一再受検する場合は更に倍近くの料金が掛かりますので、何としても一発で合格したいところです!

FPライトでは、独学合格のための記事をこれからも投稿していきます。同時に、一発で合格するためのコンテンツも鋭意作成しております!SNSなどもぜひチェックして下さい!

最後に、簡単ではありますが費用を整理しましたので、参考にしてみてください!

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