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【意味ない!?】FP3級(ファイナンシャルプランナー)を取得するメリット

 

こんにちは😊FPのライトです!
 

今回は、FP3級(ファイナンシャルプランナー)のメリットについて、紹介していきます!

FP3級は合格率が高く、比較的取得がしやすい資格のうちの1つです。

「FP3級ってメリットあるの?」「正直取る意味ないし、無駄では?」という声もあるかもしれません。

ですが、国家資格の1つとして位置づけられている資格が、果たして本当に無駄といえるでしょうか?

そこで、この記事ではファイナンシャルプランナー3級を取得するメリットについて詳しく紹介します!

 

ファイナンシャルプランナー3級が無駄だと言われる理由

FP(ファイナンシャルプランナー)3級は、毎年受検者数が増えている注目されている資格のうちの1つです。

しかし、その一方でなぜ「取得が無駄」と言われているのでしょうか・・・?

 

合格率が高すぎる点

まず、FP3級は合格率が高いことでも知られています。

早速ですが、直近の合格率を見てみましょう!

 

参考:日本FP協会 FP技能士の取得者数及び試験結果データ

 

参考:金融財政事情研究会 ニュース

このように、毎回の合格率が8割前後を推移していることからも、「取得しやすい=取っても無駄」と思われてしまう要因なのかなと感じます。

※金財(きんざい)の合格率が少し低いですが、FP協会と難易度に大きな違いはありません!

 

参考:他の資格との合格率の比較

ちなみに、FP3級を学習した(する)方が取得する他の資格の合格率は以下の通りです。

資格名 学習時間 合格率
FP3級 1カ月~2カ月 約70~80%(※)
FP2級 3カ月~4カ月 約50%~60%(※)
日商簿記3級 1カ月~2カ月 約40~50%
宅地建物取引士 4カ月~5カ月 約15%~20%
社会保険労務士 1年~1年3カ月 約5%~10%

※合格率はFP協会を採用

この表からも、FP3級が合格率が高いことがよくわかりますね!

FP3級の合格率についてより詳しく知りたい方は、以下の記事を見てください!

FP協会よりも金財(きんざい)の合格率が低い理由も紹介しています!

・【ぶっちゃけ簡単?】ファイナンシャルプランナー3級の難易度や合格率

 

学科試験・実技試験ともに3択選択式である点

FP3級は学科試験・実技試験ともに3択の選択式です。そもそも、学科試験と実技試験の違いは以下の通りです。

学科試験 主に知識や用語の意味などを問う問題構成。全問選択式。
実技試験 知識の他に、実務に則した事例や計算問題を出題する問題構成。 ※FP2級の場合は記述解答も出題されます。

この通り、実技試験は計算を必要とする場面が多いです。

しかしもう一度言います。FP3級は実技試験も選択式です!

そのため、仮に答えがわからなくても正解できてしまう可能性があります・・・

 

FP3級だけでは、仕事で扱うには不十分である点

上記の理由から、FP3級は合格率が高く、取得がしやすい資格の1つです。

そのため、FP3級だけでは仕事で大きく活用することが難しく、実用的とは程遠いです。

お金に関する知識を広く浅く学んできた」としかとらえられず、顧客からの信頼を得るためには、少なくともFP2級以上の資格を保有することが適当と言えます。

 

ファイナンシャルプランナー3級のメリット

このままですと、「結局FP3級って無駄じゃん」という結論になりそうですが、もちろんFP3級には大きなメリットがあります!

以下では、FP3級を取得することによるメリットをご紹介します。

 

お金に関する知識を幅広く知ることができる!

まず、何といってもFP3級はお金に関する知識を幅広く触れることができます。

下に試験科目とその知識が役立てられるシーンをまとめましたので、見てみましょう!

試験科目 具体例
ライフプランニングと資金計画 キャッシュフロー表の作成・アドバイス、住宅ローン返済に関する試算、公的年金受給額の見込み計算、雇用保険の基本手当(≒失業手当)の計算 など
タックスプランニング 税金に関する一般的な説明、所得税額の計算 など
リスクマネジメント 保険金の受取額の計算、保険に関する課税関係の説明 など
金融資産運用 投資に関する一般的な説明、金融商品に関する税金 など
不動産 不動産取得・譲渡などに関する周辺知識、不動産関連の税金 など
相続・事業承継 相続・贈与に関する制度説明、不動産又は動産の相続対策 など

これらの知識をFP3級から学習できると考えると、これだけでも非常に意義のある資格と言えます!

お金の知識は学校では教えてくれませんでしたが、実生活に直結する超重要なものです!ぜひ、この大きなメリットを活用しましょう!

成人年齢の引き下げを背景に、令和4年度から高等学校で金融教育が義務化されました。正しい金融知識を獲得するため、老若男女問わずFPという資格は最適と言えますね。

なお、FPがどのような資格かを知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください!

今さら聞けない⁉ FP(ファイナンシャルプランナー)とはどんな資格?

 

FPの資格そのものが、他の資格との相性が良い(=ダブルライセンスしやすい)!

先ほどのお金の知識を幅広く学べる点に関連しますが、FPは他の資格との相性が非常に優れています!

理由として、FPの試験範囲が他の資格の試験範囲等と重複しているためです。

試験科目 関連のある資格
ライフプランニングと資金計画 社会保険労務士
タックスプランニング 税理士
リスクマネジメント 保険募集人、簿記
金融資産運用 証券外務員、DCプランナー、中小企業診断士
不動産 宅地建物取引士
相続・事業承継 相続診断士、司法書士、税理士

※一部、FP1級及び2級の試験範囲も含まれます。

つまり、FP3級で出題される試験科目は、他の資格の試験範囲に含まれているケースが多いのです!

業務や活動の幅を広げていきましょう!

 

まとめ

FP(ファイナンシャルプランナー)3級は比較的容易に合格することができ、実生活に役立つお金の知識を身につけることができる資格です。

意味ないと感じる部分はあるかもしれませんが、将来的に多方面で活躍するためのステップアップの足掛かりとして、FP3級が大きな基礎になると考えたら、決して意味ない資格ではないと考えます。

取得のしやすさをポジティブにとらえ、皆さまも受検してみてはいかがでしょうか。

 

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